コトブキヤさまで販売されるプラモデル「兼志谷 シタラ Ver.ガネーシャ」のショップ購入特典として、ペーパークラフトの制作をご依頼いただきました。
制作にあたりいただいたご要望のひとつとして、プラモデルとセットで飾れるように縮尺をあわせて仕上がりを全長30cmにしたいというものがありました。
ペーパークラフトは小さなお子さま向けに作成することが多く、組立の難易度を下げるのに苦慮することもあります。しかし今回はサイズも大きく、日頃からプラモデルを楽しむ方をターゲットとしたペーパークラフトとなるため、難易度を高く設定し、ゲーム中のインドラダヌスに近い精工なフォルムを再現すべく、試作を繰り返していきました。

細かい部分までこだわって再現したため、組み立て工数が多くなり、組立説明書に工程をひとつひとつ記載すると、分厚く難解な説明書になってしまう恐れがありました。
そこで、基本的には本体裏面の数字同士を組み合わせて貼り付ければ仕上がるようにし、制作手順をわかりやすく整理。組立説明書には注意の必要な部分やパーツごとの完成図を中心に記載し、A3両面におさまる文章量に説明を簡略化しました。