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販売促進のコンサルティング&トータルプロデュース
付加価値印刷ラボ

付加価値印刷ラボのはじまり
1980年、「付加価値印刷ラボ」の前身となるマイクロカプセル製造の生産設備および研究開発用実験設備が完成し、稼働を開始しました。
この取り組みが当社の印刷技術の進化の第一歩となり、その後、高度経済成長期を背景に、多様化する販促物のニーズに応えるため、新たな印刷技術を次々と開発してきました。
たとえば、香料印刷(香りの出る印刷技術)やアクアフィック印刷(水に濡れると文字が浮かび上がる印刷技術)、液晶カプセル印刷(温度によって色が変わる液晶をマイクロカプセル化)など、時代の要請に応じて技術を革新し続けています。
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マイクロカプセルは髪の毛の約3分の1の大きさ。顕微鏡で確認しながら品質を確認します。
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マイクロカプセルの顕微鏡写真。香料オイルが、ゼラチンの膜に包まれている様子が確認できます。
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材料を撹拌したり、何度も実験を繰り返して狙った品質にもっていきます。
"こんなことできる?" に応え続ける技術開発
シルクスクリーン印刷を活用し、より高度な加工技術を追求。印刷素材の特性を活かした特殊効果(光沢・立体感・触感など)を実現する技術開発を進めています。また、シルク印刷とオフセット印刷、オンデマンド印刷を掛け合わせることで、新しい印刷表現の可能性を広げています。
香りや温度で変わるインク(マイクロカプセル技術)
香料インクや液晶インクの開発を進め、独自の印刷技術として展開しています。マイクロカプセル化技術を活かし、香りを長期間保持する印刷や、温度変化に応じて視覚的に変化する技術を研究しています。
"こんな印刷が欲しい" から生まれたアイデア
営業部門を通じて寄せられる顧客の課題をもとに、新技術の検証・開発を実施しています。例えば、アクアフィック(水に濡れると文字が浮かび上がる技術)の開発では、紙やインクの組み合わせを検証し、最適な製品を追求しています。
実際にカタチとなった技術
商品化の壁をどう乗り越えるか
新しい印刷技術を商品化するうえで、大きな課題となるのが「再現性の確保」と「原材料の安定調達」です。印刷は使用する紙やインクの特性に大きく影響を受けるため、紙のロットごとの違いや、季節による温度・湿度の変化、さらには保存環境の影響など、さまざまな要因を考慮しながら品質を安定させる必要があります。
また、技術を提供し続けるためには、原材料の供給リスクにも対応しなければなりません。万が一、主要な原材料の調達が難しくなった場合に備え、代替素材の検討や複数の調達ルートの確保など、安定供給のための取り組みを進めています。
こうした課題を一つひとつクリアしながら、確かな品質の製品として市場に送り出せるよう、研究と改良を重ねています。
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印刷した香料インクを乾燥させます。印刷面への糊の付き具合や香りを確認しながら、試作を繰り返します。
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ラボには試作用のシルクスクリーン印刷を行う印刷機が設置されています。
グループの技術を掛け合わせ、新たな価値を創る
当社は日本創発グループの一員です。付加価値印刷ラボの貢献は、当社内にとどまらず、日本創発グループ全体へと広がっています。 グループ内には多くの事業会社があり、各社が持つ多彩な商材やサービスを事業会社の枠を超えて横断的に活用することで、シナジーを生み出しています。 特に、印刷技術の課題を解決することで、グループ全体の提案力向上や、お客さまの課題解決につながるケースも多く、当社の技術はその中核的な役割を担っています。
私たちはこれからも、"こんなことできる?" の声に応えながら、印刷技術の可能性を広げ続けます。グループ全体での技術連携を深めながら、世の中に新たな価値を提供してまいります。
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印刷技術
コンサルティング- ●顧客の要望に応える技術調査、提案
- ●特殊印刷や複合技術の応用提案
- ●新素材・新技術を活用した付加価値創出
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製造技術開発
- ●シルクスクリーン印刷、オフセット印刷、オンデマンド印刷の組み合わせ技術開発
- ●原材料の安定調達および代替素材の検討
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開発・検証
- ●新しい香料インク開発
- ●新素材への対応