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猪股社長の原点論

猪股流「原点論」

代表取締役 猪股護

失格者・・・「ホリエモン」はなぜ挫折したのか

メディアを独占し小泉自民党まで躍らせた「ホリエモン」は、なぜこんなに短命な経営者だったのか?IT時代のヒーロー的存在で、若者だけでなく中年まで巻き込んだ現象を見れば、この裏切りは罪なことである。だが、みんなが騙されたわけではない。私と同じ原点論をもった識者たちには結末は見えていたはず。それを見分ける物差しの基準は原点論である。

服装は業界の「マナー」である

「ホリエモン」を追ってライブドアの社長室まで映し出した映像がお茶の間に流れた瞬間に、経営者に向かない彼の決定的問題点を見た。私はその日の朝礼で問題点を指摘し、ライブドアの崩壊と「ホリエモン」の失脚を予言した。社員は怪訝な顔をしていたが、数ヵ月後には結果が出てしまった。

Tシャツでどこでも闊歩することは、特殊な業界を除き日本のビジネス界では認められていない。その日本を舞台に活躍しようとするなら、まず現状の文化を認めるところから出発するべきで、基本も実績もなく人気に便乗して文化を破壊してはいけない。TPOもわきまえない人間がリーダーになれるはずが無いのである。

言語の原点は「挨拶」である

ライブドアの社長室がテレビに映し出された。アップされた標語の文字は大きく書かれた「挨拶」だった。幹部はレポーターに「あいつは一橋、あそこにいるのは東大出身、秀才ばかりだが挨拶ひとつできないやつらだ」と説明していた。人の交わりが社会であり会社という組織なら、原点の挨拶から教えなければならない会社が存続発展するはずもない。原点が狂ったままなのである。そんな会社は一時脚光を浴びたとしても、継続できないのである。

「ホリエモン現象」から学習するもの

テレビの映像は最も新鮮なテキストである。でたらめな構造計算をさせてあぶく銭を集めた社長は国会でがなった時点で見抜けた。ペコちゃん人形に食べさせてもらい傾いた食品会社の経営陣も、原点の狂いを修正しなかった経営失格者の末路である。それぞれに危険信号を発していたのに・・・。

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